有機JAS法には、有機野菜や有機食品が化学物質に汚染されないよう対策する空間認証があります。 | |||||||||
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環境先進国といわれるドイツで2002年にあった大事件を紹介します。 オーガニック(有機)小麦粉を倉庫に貯蔵していたのですが、パンになったものを調査したところ、許容量の何10倍もの有害物質が検出されたのです。それで国際問題に発展しました。原因を徹底的に追究したところ、以前倉庫に保管していた化学物質が建材に吸着していて、それが室内に拡散して小麦粉に移ってしまったという調査結果が出ました。 このことからわかるように、化学物質を多く含んだ建材は、外気よりはるかに高い濃度で建物の室内空気を汚染してしまいます。そんな室内にいたら、人体に影響を及ぼすのは当然です。世界的な流れを受けて日本でも2002年に有機JAS法が施行されオーガニックの規定ができました。 |
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■T図 | ||||||||||||||||||||||||||||||
T図のように有機JAS法に基づく安全な流通経路とは このドイツの例でもわかるように、せっかく生産者が無農薬などにこだわって作った有機野菜(食品)も、従来のような建築物のなかで保管され販売されたものは、その建築物から出る有害な科学物質に汚染されてしまい、消費者の手元に届くときには、本当に安全な有機野菜(食品)としては認められない。逆にこれからは化学物質の汚染対策をした安全な建築物のなかで保管、流通されたものを本当に安全な有機野菜(食品)として認める(空間認証)ということになり、近々これを含めた有機JAS法の改正が行われました。 この有機JAS法に抵触しない日本でも数少ない店舗の一つに、横浜市青葉区の「インターナチュラルガーデンプランツ」(有機食品や健康素材、オーガニックな衣類などを扱うショップが集積している)があります。アトピーに悩む人たちがよく訪れるモールとしても知られています。当社ではこの「インターナチュラルガーデンプランツ」をプロデュースしているナチュラル・ハーモニー代表河名秀郎氏の指導を仰ぎ、2005年 熊本城下町に築130年の古民家を改修し、
オーガニックショッピングモール 「ナチュラル&ハーモニック ピュアリィ」を建設しました。 ワンポイントコラム |
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