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い草は、高温多湿な日本の気候にあった建築材として、古くから使用されてきました。 |
その代表の畳を、当マンションにも採用するにあたって1つ問題がありました。
調湿作用に優れているため、コンクリート造にそのまま敷いてしまえば、当然コンクリートから出る水分を吸収してしまい、カビやダニの温床になりかねません。よって、コンクリートと畳とのあいだに通気層を設けるため、置き床システムを取り入れました。 |
また、住まれる方のために、なるべく軽く、お手入れもしやすいように作っていただきました。(構造については「写真@」を参照)もちろん、体にやさしく、熊本県の八代産低農薬い草を使ってあります。 |
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写真@ |
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@床材 |
Aバーチクルボード |
置き床システム |
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インシュレーションボード(エコシートにより安全性確認済み)に、八代産い草床及びい草表を使用した八代畳。 |
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日本で初めて、い草を織り込んだ和紙(い草和紙)を壁紙として採用しました。
このい草和紙は、低迷するい草の需要を掘り起こすため、県からの依頼を受けて、水俣の金刺潤平さんが開発されたものです。い草を和紙にすることによって、室内の有害物質を吸収し、シックハウスの予防に役立ちます。また、畳同様、低農薬のい草を使うことでその香りはアロマ効果を発揮します。
拭けば、雑巾に緑色がつく着色料を使ってあるような畳では、安心して横になることもできませんね。 |
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八代産低農薬い草を和紙に織り込んだものです。調湿性があり、有害物質を吸着します。 |
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和室(壁紙・ふすまともい草和紙) |
和室全景 |
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壁紙施工中 |
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<ECO-WING21の内装一覧> |
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