エコマンションの建設日記「第1章−2.不思議な体験」 | |||||||||
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出産ってね。本当に壮絶なんですよ! 血も涙も汗もそしておしっこもうんちも汚いと思われるかもしれないけど全てたれ流し状態(もっときれいな表現を見つけたけど見つからない)で、思いきりお股を開いた状態で数時間あるいは数十時間頑張りつづけるのです。 私の場合、たまたま5名くらいの助産婦さんのたまご(学生さん)たちが、ずっと立ち会っていました。 もう何人見ていようがどうでもいい。とにかく陣痛の波にのりながら必死でその運命の瞬間までがんばる。それが出産です。 いかに自分が動物であるかということを一番実感させられるときです。 だって頭で考えてどうこうなることではありませんから!そりゃあもう…! こうやって苦労の末に生んだ我が子とのはじめての対面は本当に感動的でした! 助産婦さんが「ほらママよ!これがおっぱいよ」と私の胸の上に赤ちゃんを抱かせるように寄り添わせてくれました。 私は思わず「だいちゃん!」と生まれてくる前からずっと決めていた名前を呼びました。 生まれたての赤ちゃんは、本当に真っ赤っかでお猿の子のよう! でもやっぱりなによりもいとおしく嬉しくて嬉しくて涙が溢れてとまりませんでした。 私のお股の向こうでは、助産婦さんやたまごさんたちも一緒になって感動の涙を流してくれていました! 出産は午後3時すぎ。そしてその夜、私は不思議な体験をしました。 どうしようもなく涙が出てとまらないのです…。悲しいわけでもなく嬉しいわけでもなく…。 私より3年早く出産を体験していた従姉妹のふみちゃんから聞いてはいたのですが、 「出産したらね。こんなすごいことを世の中のお母さんたちは(自分の母も)やっていたのか!とこの世の全てのお母さんを尊敬したよ!」って。 まさしくそのとおりでした。それを感じての涙でした。 世の中全てのお母さんを尊敬し、また何よりもこんなすごい経験をしてこの世に自分を生んでくれた母親への感謝の気持ちが溢れます。 それなのにわがままばっかりしてきた親不幸ばっかりしてきたことへの申し訳ない気持ちが、また湧いてきては涙が流れ湧いてきては涙が流れます。とめどなく…。 それまで「母親が子供のためにいろいろしてくれるのは当たり前じゃないの母親なんだから…」なんてオウチャクな考えの持ち主だった私にとって(ああ恥ずかしい)何かことばでは説明のつかない本当に不思議な不思議な体験でした。 多分一生にたった一度の貴重な体験をした夜でした。 お詫び:第1回目に予告していた内容と大幅に変更になりました。 こんなことはこれからもあり得るな!と思いますがよろしくおつきあい下さいませ! |
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