RIPPLE日記:≪シンポジウムに参加して Part2≫ | |||||||||
現在地:エコウイング21トップページ >> RIPPLE日記:≪BSE対策 許すな!政府の「全頭検査緩和策」≫ |
「食の安全」という言葉がむなしく独り歩きをしている。 内閣府の食品安全委員会の専門調査会は、BSE(牛海綿状脳症)対策のため、2001年10月から実施されてきた「全頭検査」から「生後20ヶ月以下の感染は見つかっていない」ということを理由に、事実上、それらの牛を除外しても人への感染リスクは増えないという「中間とりまとめ」を打ち出した。 このところの、BSE対策の緩和ムードはいったい何を意味しているのか? 昨年末に停止されていた米産牛の輸入再開に向けて、着々と布石が打たれている。 10億ドルとも言われるBSE検査コストを嫌って、米国の食肉団体が、米農務省に強い圧力をかけていると言われている。 「NO!」となぜいえないのか?政府の弱腰な姿勢に腹を立てているのは、決して私だけではないはずだ。 輸入が再開されれば、その価格の安さから、まず心配されるのは、子どもたちの給食である。 私たちは、今こそ「食の安全性」へのこだわりを、最大限発揮するときがきている。 |
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