RIPPLE日記:鶴の北帰行によせて | |||||||||
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私の生まれ故郷 鹿児島県出水市には、毎年、ロシアのアムール川沿いから越冬のため、たくさんのナベヅルをはじめとする鶴たちがやってきます。 そしてこの時期、無事に出水で冬を越せた鶴たちが、またロシアに向けて旅立って行きます。その数は、数千羽にもおよび圧巻です。 鶴は、昔から日本の各地に飛来してきていました。そして、日本では「幸せを運んでくれる」おめでたい鳥として、古くから人々に愛され、守られてきました。 その理由の一つに鶴のもつ折り目正しさがあるといわれています。 |
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出水平野にも、電線が張り巡らされるようになってから、鶴のケガが増えていきました。 さて、今から27年ほど前のこと、あるナベヅルのオスがケガをして保護されていました。 なにかとても微笑ましく、そして学ぶことの多い「エピソード」だと思いました。 またこの本では、ただ出水にやってくるツルに焦点を置くのではなく、「ツルには国境はない!」というタイトルで、ツルの生息に欠かせないものとして、「繁殖地」「渡りの中継地」「越冬地」のすべてを挙げています。そして、そのために、ロシア・中国・北朝鮮・韓国・日本の国々の「ツルの保護団体」が一致協力してきた取り組みも紹介してあります。ツルたちのために国境を越えて人々が協力する姿に、胸をうたれました。 皆さんもぜひ一度この本に目をとおして見ませんか? |
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