RIPPLE日記:家庭に戻るキャリア女性―「子供との時間が大切」を読んで | |||||||||
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6月22日(土)共同通信熊本日日新聞夕刊4面 「子供と過ごす時間が最も大切だと思った。」 よくよく読んでみると、よその国の特別な人のことではなく、まさしく自分も含めとても身近なことに思えました。 「女性でもなりたいものになれる」といわれ育った40〜50代前半の母親キャリア。 女性の社会参加問題に詳しい、ニューヨーク市立大学のジョイス・ゲルブ教授(政治学)によると、 記事は、3人のキャリア女性の例を挙げています。 |
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さらに5月、パキスタン駐在のウェンディ・チャンバリン大使(53歳)も、 新しい動きとして、多くの女性たちがこれを歓迎している。ということ。 また、2000年6月に米CNNテレビを退職したメリー・マックガンさん(42歳)の場合。 先ほどのジョイス・ゲルブ教授は、 子供を持つキャリア女性を支援する民間非営利団体(NPO)「マザーズ・アンド・モア」も、 ―この記事を読んで、何かとても共感できたのは、 今、私は、エコマンションの3年から4年の建設過程を振り返りながら、皆さんに「建設日記」という形で、その頃の苦労話やエピソードをお伝えさせて頂いています。 最近つくづく思うのです。 雄大が、年中さんに上がったばかりの頃(4歳)こんなことがありました。 「いやだ。大ちゃんばっかり我慢しなさいってママはいうけど、 私は愕然としました。ちょうど、建設も佳境に入り、またトラブルの処理にも日々追われていた頃だっただけに、こたえました。この我が子の一言は。 |
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今日本では、男女共同参画社会を目指して…というきれいな言葉をつかって、より女性の社会進出を促す施策が、つぎつぎと打ち出されています。でもそれは保育園の数を増やしたり、託児時間の延長など… 女性に子供をよりたくさん産んでもらって、その産んだ子供をよりたくさんの保育施設に預かってもらって、また、女性を、好むと好まざるのにかかわらず、社会的な労働力として期待する。 矛盾の上に矛盾を、無理の上に無理を重ねているように思いませんか? わたしは、自分の経験から、昔よりずいぶん良くなったといわれながらも、特に日本という男社会への女性の進出・台頭の難しさを実感してきました。 米国は日本の10年も15年も先をいっているのかもしれません。いま、家庭回帰しているキャリアたちは、きっと仕事という戦場で戦って戦って、今の地位を築いてきたに違いありません。その彼女たちが、いきついた結論が『家族との時間』だった。 それは、女性として、同じ仕事を持つ女性として、とても肩の荷がおりた自然なことのように私には思えるのです。 なぜなら、私たちは、『出産』という、人間として最後の原始的体験ができる、女性だからです。母乳を与えるという最大の特権をもった女性だからです。 もうそろそろ日本も、その独自の国民性と社会に目を向けて、つまりは現実に目を覚まして、本当に一人一人が肩の荷を下ろした、自然な生き方を目指したらどうでしょうか? そのために犠牲になっているのは、いうまでもなく、明日を担うといわれる子供たちだから…。あなたは子供たちが大人になったとき、日本という国が、どうなっていてほしいと思いますか?あなたは20年後どんな生活をしていたいと思いますか?そしてあなたは、子供たちにどんな大人になってほしいと思いますか? 肩の力を抜いて話しませんか?いっしょに…私は本当はどんな生き方をしたいのかを… |
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